冬休み

 昨日が終業式という学校が多かったようで,冬休みに入ったところが多いようです。冬休みはクリスマス,お正月と楽しみなイベントが多くあります。学生にとってはとても楽しみな時期になりますね。
 ただ,それどころではないという受験生も多くいると思います。出来ないことに焦り,得点が伸びないことに自暴自棄になることもあるかもしれませんが,そういう時こそ基本を大事にし,やってきたことを振り返ってみてください。間違っていること,得点が伸びないことの原因はそこにあるかもしれません。人間は自分の足元を見失いがちです。出来ないことが出来るようになることと,出来たことが出来なくなっていないか確認することは同じぐらい大事なことです。お正月の期間はそういった自分を見つめなおす勉強もしてみてください。(岡田)

年末ですね

2学期ももう少し。受験生は最後の追い込みの時期です。体調には十分気を付けて頑張っていきましょう。
 今年もあと2週間余りになりましたね。皆さんは何かやり残していることはありますか?年始に決めたことは出来ていますか?残りの期間が少なくなると、どうしてもできない事ばかりに目が行きがちですね。出来なかったことは少しでも出来るように前向きに進めていきたいものですね。今年のうちに出来ることは今年のうちにやってしまいたいものですよね。
 また今年達成したことはありますか?成功体験は次の活力につながります。どんな小さなことも大切にしましょう。
 もうすぐ2023年も終わり、新しい年を迎えます。来年はさらに良い年にしたいものですね。そのためにも今やれることは、今やり上げて次につなげるようにしていきましょう。

(牧野)

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学習指導要領と学校現場②

 前回は、2020年度から新しい「学習指導要領」になり、コロナ禍も相まって、

学校教育の現場で様々な影響を受けているという話をしました。

 では、実際の学校の授業はどう変化したのでしょうか。一番分かりやすいのが、

「教科書の大きさ・厚さ」です。教科書に盛り込まれた内容が多岐に渡ったり、

高校で習っていたことが中学校に下りてきたりと勉強することが一気に増えました。

 しかし、学校の授業時間は変わらず、と言うより、コロナ禍で逆に減ってしまい

ました。また、新しい授業方法のリモート授業も導入されました。限られた時間と

方法の中で、教える側の教師には授業に今まで以上の内容と質を求められています。

いろいろと考え研鑽されていますが、学校と言うより、やはり教師自身の能力に

左右されているのが実情のようです。私自身も参考になるプリントを作成される

先生方もおられるのですが、授業時間が足りないから、単元を飛ばしたり、

問題の解答を配布して終わったりする先生も…。そして、黒板を写せばよかった

以前とは違って、学習すべき量が増えた中でノートテイクが減り、教師のセンス

任せのプリント学習やアクティビティが増え、学ぶ生徒側も今まで以上の理解力

が求められています。授業が終わっても、何が重要だったか分からないままなこと

もしばしば…。文部科学省は「主体的・対話的・深い学び」を求めていますが、

それが等しく享受出来ているかは疑問が残ります。

 だからこそ、生徒側の「学ぶ意思」が大切だと思うのです。生徒自身が望む将来

のために、ただの知識の暗記ではなく、それがどんな物で、どのように使えるのか

を生徒が知り、目的のために実際に使えるようになることが生徒の助けになるのです。

それこそが、自分を育む「生きる力」なのです。(中島)

練習するということ

 あるミュージシャンが,「個人練習というのは自分が出来なくなっていることがないか,出なくなっている音がないかを確かめるもので,毎日リハーサルや演奏会があるから楽器は触るものだし,個人練習はほとんどしない。」と言っているのを聞きました。当然その域まで行くためにミュージシャンは相当の練習をしているので,これは完成された実力を持っている人の話ではあるのですが,その人はこうも続けていました。「実際に何回か楽器を触って,自分が出来ていること,出ない音がないことを確認したら安心する。」
 この話を聞いて単純に「一流のプロは違うなあ。」と思うのですが,それと同時に思うことは,「確認すること」の大事さです。勉強でも同じなのですが,「練習して新しいことができるようになる」「わからない問題が解けるようになる」もちろんどちらもとても大事なことなのですが,そのことばかりに気を取られてはいないでしょうか。それと同じぐらい「出来ていたことが出来なくなっていないか確かめる」ということは大事なはずです。大学入学共通テストが迫っている中,出来ないことにとらわれすぎていないでしょうか。自分の足元を見直すことはとても大事なことです。もし成績が伸び悩んでいるということがあるのなら,それを試してみてはどうでしょうか。(岡田)


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