自由研究

 夏休みも2週間が過ぎもうすぐお盆。生徒の皆さん、夏休みの宿題は進んでいますか?
 もう終わらせた人はなかなかいないとは思いますが、面倒くさいことは後回しにせず出来ることからコツコツと進めるようにしていきましょう。もう終わったよという人は2回目に取り組んでみましょう。やり残しを見つけられたり、わからなかったところを考え直したりやることはいくらでもありますね。
 宿題の中でも皆さんを迷わせるのは読書感想文や自由研究でしょうか。これらは明確な答えや形はありません。だからこそ、何をすればよいのか分からず、どうすれば完成なのかわからずに、ただ時間だけがすぎてしまって適当に書いて終わらせるといったことが良くあります。
 実際書いてしまえればいいわけなのですが、出来るだけいい物を書きたいですよね。ではいい物とは何なのでしょうか。
 素晴らしい評論や、実験結果、新しい発見などが欲しいわけではありません。読書や自由研究をすることによって皆さんがどう考え、どのように成長していくかを見たいのです。
 例えば自由研究では、実験が上手く行かなくても何の問題もないのです。数回の実験で正しい結果が導ける機会がそもそも少ないのです。何に興味を持って行動するかが大切です。たとえ予想とは違っていても、結果に対して原因をどう考えるか、つまり考察こそが命なのです。
 まだまだ夏休みは続きます。いっぱい遊んで、いっぱい勉強しましょう。(牧野)

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