「問題」と「答え」。

 中間テストが終わり、結果も出揃いました。

皆さん、結果はどうでしたでしょうか。

良かった人も、悪かった人も、次に活かしていきましょう。

 ところで、学校のテストは、個人の見解を問われる以外は、

基本的には「答えのある問題」ばかりです。授業でも、その問題の

答えの求め方を教わります。テストでは、その求め方を使って

正しい答えを出し、得点を競います。

 一方、大人になってみると、自分たちが向き合わなければ

ならないのは、「答えのない問題」が多いことに気づかされます。

しかも、答えを出す方法や答え自体も、本人に委ねられます。

 その時のベストだと思える自分なりの答えに辿り着くために、

すなわち、自分で決断するために、それまで勉強してきた「答えの

ある問題」の知識と本人の経験が必要なのだと思うのです。昔は

自分も数学、古典や物理が将来何の役に立つのだろうと正直思って

ました。しかし、「答えのない問題」の自分の答えを「製品」と

するなら、そういった知識は、いわば「部品」です。どうやって

組み立てるかによって、出来上がる製品も変わって来ます。部品が

多ければ、作れる製品も当然増えます。状況に応じた答えを出し

易くなるのです。

 また、「部品」は組み立て方を知らなければ、「製品」を作ること

は出来ません。その時の問題点を理解して、求められる手段を考える

判断力が重要なのです。

 中学や高校では、専ら「答えのある問題」を習い、下手をしたら、

得点のために丸暗記することさえあります。でも、それはあくまでも

自分の人生をデザインするための1つの「手段」であり、「目的」では

ないのです。即時的利益ではなく、知識を吸収する中で、様々な考え方

を学び自分で決断するという経験を積み、困難な状況でも前進できる力、

いわば「人間力(生きる力)」こそ、教育の大きな目的の1つだと思う

のです。(中島)

6月になりました!

梅雨に入り、うっとうしい季節となりました。今日の山口は晴れていますが、来週からはまた雨…。なんか気持ちも落ち込みやすくなりますね。

 しかし、中間テストも終わり部活や課外活動も活発になってきます。元気に楽しくやっていきたいものですね。3年生にとっては最後の大会や試合になることが多いですね。集中して悔いの残さないように頑張ってくださいね。

 また、月末には期末テストがやってきます。勉強もぬかりなく進めていきましょう。
 まずは学校の授業が大切です。日々の授業を集中して取り組んでいきましょう。ただ学校の授業を受けていればテストの点数が上がるわけではありません。当然テストに向けた準備もしていかないといけません。準備といってもそんなに大変なことではありません。
 準備は授業のノートを見直すことから始めましょう。授業の内容で分からないところや抜けているところがあれば埋めていくことが必要です。分からないところを埋めるには、先生をはじめ他の人に聞くことも大切ですよ。自分で調べるよりも効率的なことが多いですね。
 次にワークや問題集を解くことです。習ってから間を置かない方が解きやすいですよね。調べたところや、よくわからなかった所は印をつけておくことがいいですね。そして解いた問題はすぐに答えを合わせることです。解きなおしは後からでも、答えを書いて終わりにしないようにしましょう。何よりもワークは1回やれば終わりではないと思ってくださいね。テスト前にはもう一度解きなおしましょう。

 部活の練習は日々のことが大切です。試合前だけの練習で良くなることはありません。そしてできる人ほど基本的な練習をおろそかにしません。勉強も日々のことが大切なのです。テスト前だけの勉強ではなにも身に付けることは出来ませんよ。

6月です。楽しく集中して過ごしていきましょう。(牧野)

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修学旅行

 山口県内では5月に修学旅行を行う中学校が多いようで,生徒からもよく話を聞きます。近年はコロナ渦の中,中々遠くに修学旅行というのも難しく,県内やリモートでという話もよく聞きました。イベントや学校の行事が行えるようになったことは本当に良かったと思います。
 山口県の中学生は昔から修学旅行は関西地方に行っていますが,京都は本当に見るべき神社・仏閣が多く,1回ではとても回れません。私も初めて見た金閣に感動したのはよく覚えています。
 学校行事の中でも修学旅行は人生の大きな思い出になるものです。友人と一緒に楽しんでくださいね。楽しい話を聞けることを楽しみにしています。 (岡田)

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中間考査真っ只中!

 前回のブログを書いたときは、桜がまだ咲いていたのですが、

時間が経つのは早いものです。

 今は、中間考査真っ只中。皆さん、調子はどうでしょうか。

高校生はそろそろ終わり、中学生がテスト範囲が発表される頃ですね。

高校生はテストが返ってきている人もいるようで、悲喜交々です。

 特に、高校1年生は中学の勉強とのギャップに戸惑っています。

中学の時は、丸暗記でそこそこ良い得点を取れていた生徒も対応

できなくなっているみたいです。

丸暗記は付け焼刃なので、テストでは漢字や単語をはじめとした語句や

理科・社会の用語などの問題は出来ても(その記憶も長持ちしませんが)、

思考力や表現力を求められる問題には対応できないのです。

 何故なのでしょうか。それは、きちんとした学習サイクルで学習できて

いないからなのです。

 「知らない」ことを習って、「知っている」ことにするのが学校の授業。

「知っている」ことを「分かる」ことにするのが自分での復習。そして、

「分かる」ことを「出来る(解ける)」ことに昇華するのが自主学習や

テスト勉強なのです。少しでも、その段階を早めるのが予習や塾になるのです。

ここで大事なのは、問題を「出来る」レベルに昇華させるのは、最終的には

生徒自身の学習であることです。自分で習ったことを、何度も咀嚼して初めて

「出来る」レベルに到達するです。「学校や塾で勉強したから・・・」と自主学習

をしなければ、ワークしか解いていなければ、教科書を読むことしかしなければ、

学習が未完成なので、テストで望む得点を取れないのは当然です。

 自分が学習している項目が「知らない→知っている→分かる→出来る(解ける)」

のどの段階にあるのかを知ることが、学習の始まりです。

 さて、今日も生徒たちを学習の基本が分かるように、優しく指導することに

しましょうか。(中島)

  

テスト期間突入

ゴールデンウィークも終わり、学校の授業も本格的に動いて来ましたね。
来週には定期テストが始まりますね。今年度最初のテストですね。是非良い点を取りたいものですね。
皆さんはテストの準備は出来ていますか?
 1年生は初めてのテストですね。不安もいっぱいでしょうが、出来ることを丁寧にやっていきましょうね。
定期テストはこれまでやったことしか出ませんし、一度も習っていないことは決して出題されることはありません。
習ったことを残さず見直していきましょう。
 どの学年にも言えることですが、自分勝手に優先順位をつけて、やらないことを作ってしまうと思っているような得点は取れません。とにかく全部やることが大切なのです。問題集やプリントだけをして、教科書の問題は解かないとか、授業のノートの見直しをしないとか、語句を覚えないとかはやってはいけないとなんです。とにかく「これはやってない」をなくしましょう。
 受験生の中には「受験勉強をしているから学校のテストは気にしない」なんて言う人をたまに見受けます。目の前の事すら真剣になれない人が、先にある受験を一生懸命出来るでしょうか?定期テストも受験勉強の一環であることを忘れてはいけないのです。
 とにもかくにも最初のテスト精一杯頑張って行きましょう!
(牧野)

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昭和という時代

 今日は昭和の日ですね。元々は昭和天皇陛下のお誕生日であり,陛下の崩御後はみどりの日という名称で祝日に
なってきた日です。
 私は昭和の生まれなのですが,昭和という年号は64年も続いた,とても長い時代でした。その中で日本は大きな戦争を経験し,非常に荒廃した中から復興してきたという歴史があります。
 今は平成を経て,令和の世の中,本当にいろいろな変化がありました。私が幼かった昭和という時代から,今を比べると進化した部分,逆になくなってしまったもの,様々にあります。今このブログを書いているインターネットは当然ありませんでしたし,全員が携帯する電話を持つような時代になるだなんて思いもしませんでした。
 これから時代が変わるごとにますます技術も進歩し,今では考えられないような世の中になっていくのでしょうね。それでも,人の思いというのは時代を問わず変わりません。私は生徒に勉強を教えるという仕事をしていますが,生徒たちがいつも抱えている不安や,疑問にいつも寄り添える講師でありたいと思います。(岡田)

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学校の授業は…

新学期が始まって1か月が経とうとしています。

新しい環境には慣れたでしょうか。特に、新しい学校に進学した人は、

生活のリズムが変わったり、授業の受け方が変わったりして、大変だった

のではないでしょうか。

 生徒の話を聞いていると、同じ公立中学校や高校であっても、授業の

内容は全くと言っていいほど違うようです。例えば、先生が授業をするのが

黒板であったり、電子黒板であったり、動画であったり、一方、生徒は

ノートを取ったり、取らなかったり、プリント学習だったり、タブレット

だけで完結する学習だったり、授業動画を見るだけだったりします。

 新学習指導要領によって大幅に増加された学習内容に関しても、授業

時間数の制限もあり、良くて猛スピードで終わらせたり、プリント演習で

やったことにしたり、悪ければ授業で触れずに終わったりします。中には、

授業で使用する教材を工夫したり、授業構成を考えたりして、分かりやすい

授業を実践されている先生方もおられます。私も学ぶことが多く、勉強に

なります。ただ、実際は年齢やキャリアに関わらず、先生個人の能力に

左右される場合が多く、一昔前のようにある程度の授業の質が保証される

ということは少なく、同じ学校であっても、先生が変わると授業の質も変化

するということが多いように感じます。理想とする教育内容レベルと現場の

学校で対応できる内容に大きな隔たりが生じており、おそらくですが、現状、

その隔たりが大きくなることはあっても、小さくなることはないでしょう。

 「公立学校であれば安心」という時代ではなく、自分が目指す将来のために、

どの学校に進学するか、もっと言えば、どのように学ぶかを生徒自身が考える

重要性が増してきています。私立学校は授業見学をさせてくれるところは多い

のですが、公立学校はなかなか難しいみたいです。学校の施設は見学させて

くれるのですが…。学びに対する姿勢が、自分の将来に影響すると言っても

過言ではないのかもしれませんね。(中島)

春の日に

新学期が始まりました。塾も令和5年度の指導が開始されました。
 新しい学年になり、頑張ろうという気持ちでいっぱいになっていると思います。その想いを大切に一学期を過ごしていきましょう。ただ、今週学校が始まったばっかりで、あまり授業もなく、何か変わったという実感がまだないかもしれませんね。しかし、気を付けておかないと時間はあっという間に過ぎていきます。周りの雰囲気に流されることなく、やるべきことを丁寧に進めていきましょう。そうしないとあっという間に定期テストになり、こんなはずではなんて気持ちになりますよ。
 まずはこの学年での大きな目標を立てましょう。この学年が終わるまでこうなるといったものがいいですね。受験生であれば「志望校に合格する」とか、1・2年生なら「学年で何位になる」とかはっきりとわかるものがいいでしょう。
 つぎにその目標を達成するために必要なことを具体的に考えましょう。例えば「模試偏差値が○○必要」「定期テストの得点が○○点」「習熟度では○○点」などと数値化したものがわかりやすいですね。そうすると「今の成績がこれぐらいだから○○しないといけない」などとしなければいけないことが具体化してきますね。具体的な行動が決まれば後は進めていくだけですね。
 とはいえ、なかなか決めた通りには進まないのが普通です。誰かと一緒に進めていくのがいいですよ。一人では難しいことでも、誰かが居ればできることも多くありますよ。
 春の今、目標とした自分になるために精一杯頑張って行きましょう。塾も精いっぱい応援していきますよ。
 さあ頑張って行きましょう。(牧野)

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意外と知られていない?

 本日4月8日は灌仏会,日本では「花まつり」と呼ばれることが多いのですが,お釈迦様の誕生日です。
 イエス・キリストのお誕生日であるクリスマスは日本でも大きなイベントなのですが,花祭りに関してはあまり知らないという人も多いのではないでしょうか。
 灌仏会が花祭りと呼ばれるようになった歴史は意外と新しく,1916年だそうです。灌仏会の風習はもちろん昔からあったので,主にやることは変わっていませんが,この時期には桜が満開になることから,花祭りの呼称が提唱されたそうです。花祭りでは甘茶(アジサイのお茶)を飲むという風習が昔からあり,各地の寺院では参拝客にふるまわれるようですが,この甘茶で習字をすると字が上達するといわれているらしく,その願掛けも行われているようです。私もいってみようかな。(岡田)

新年度開始!!

 桜満開の中、本日よりいよいよ新年度スタートです。

春の陽気も相まって、新しいというだけで何だかワクワクしてしまいます。

何か楽しいことや嬉しいことが待っているような期待感です。

新しい学校、新しいクラスや新しい友達など、新たな環境の中で新たな出会い

も待っています。もちろん、不安や緊張もあるでしょうが、おおむね楽しみでは

ないでしょうか。

 ところで、皆さんは金魚を飼ったことはあるでしょうか。

私も子供の頃、お祭りで友達と金魚すくいをして飼っていたことがあります。

友達と同じ種類で、同じ大きさの金魚だったのですが、1年くらい経った頃、

たまたまその友達の家に遊びに行ったとき、その金魚を見ると自分のもの

よりかなり大きくなっていたのです。不思議に思って、理科の先生に聞いた

ところ、「金魚は金魚鉢の大きさに合わせて体型が変わる(金魚鉢の法則)」

と教えてくれました。

 これは人間にも当てはまるように思います。

「目標」という器が大きいほど、人間は成長できます。器という環境に合わせて、

一回りも二回りも大きくなれるのです。そして、人間は金魚と違って、自分で

環境を選ぶことができます。皆さんがどんな器を選び、どんな成長を遂げるのか

私も今から楽しみです。私も今年の器を選ぶとしますかね~。(中島)


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