年末年始休塾のお知らせ

令和1年12月28日(土)~令和2年1月3日(金)
年末年始のため休塾いたします。

1月4日(土)より指導を再開いたします。

よろしくお願いいたします。

今年も…。

 早いもので、令和元年も終わろうとしています。
新しい時代が始まり、何かを頑張ろうと決意した人も多いかと思います。
自分で決めた目標は達成できたでしょうか。
 最初はやる気にみなぎって実行できますが、続けるとなると話は違ってきます。
段々とやらない自分への言い訳や自己弁護が増えていき、
1日の休みが3日、1週間と延びていき、そして目標自体を見失い、
やらないことを「仕方ない」で済ませてしまいます。
 どうしても自分の殻を破るのは難しいものです。
でも、その殻が自分の目標達成を邪魔する一番の原因です。
過去の自分を乗り越えるためには、強い意志も大事ですが、
目標達成の過程を自分が楽しめる「発想力」が必要です。
新鮮味と言いますか、「楽しい」が人の行動の原動力だと思うのです。
ですから、過去の自分が何をしたか、どんな結果だったかと反省することは大切ですが、
それに縛られず、制約なく「やりたいこと」や「なりたい自分」を自由に思い描くことが不可欠です。
 もうすぐ、新年です。来年こそは、私も含めて、自分の殻を破れるようになりたいですね。

 今年も1年ありがとうございました。来年も変わらずお引き立てのほどよろしくお願いします。
皆さまも良い年をお迎えください。

勉強と部活の両立

 体育系の部活に所属している人は多いと思いますが,よく言われるのが勉強と部活の両立です。体育系の部活の中には1週間に休みがほとんどない,遅くまで活動している部活もあるとよく聞きます。特に高校1年生は,勉強が大変になる中,部活の拘束時間も長く,両立に苦労するという話をよく聞きます。
 ただ勘違いしてはいけないのは,勉強と部活の両立は「出来る」「出来ない」ではなく,「するもの」なのです。
逆に勉強に支障をきたす部活はやってはいけないと最近考えるようになりました。
 私も中学・高校と体育系の部活を行っていました。そして,大して強くもないくせに,誰に頼まれたわけでもないのに高校3年生の11月まで部活をしていました。みんなが大学入試のために一生懸命勉強している高3の夏休みに私は部活しかしていませんでした。今考えると部活を言い訳にして,ただただ受験勉強から逃げていただけでした。
そして,最後の大会も大して良い結果が出せたわけではなく,なんとなく私の部活は終了しました。そして残ったのは2か月後に迫っているセンター試験に対して,ほとんど準備していない自分と,焦りだけでした。そしてセンター試験は見事に失敗します。
 私の例はかなり極端な話になりますが,勉強をしないことの言い訳に,部活を理由にしている人はいないでしょうか。部活は「自分のやりたいこと」にあたります。自分のやりたいことだけをやるために「自分のしなければいけないこと」をないがしろにしていませんか?「そうは言っても,部活もやりたいし,どうやって両立したらいいかわからない」という人は是非ご相談ください。しっかりサポートしますよ。

入試が近づいてきました

年末になってきました。
新語流行語大賞が発表され、今年をあらわす漢字を発表されて、年末の感じが高まってきましたね。
定期試験も済み、あとは新年を迎えるだけ・・・
そんな雰囲気が漂うこの頃ですが、受験生にとっては入試直前の大切な時期ですね。
この最後の頑張りが、結果を左右すると言っても過言ではありません。
色々しないとと、焦る気持ちがあるのもわかりますが
今は確実にやってきたことの確認をすることが重要です。
むやみに新しいものにてを出してはいけませんよ。
「~にちで・・・できる」などといった本がありますが、私個人の意見としては
それに手を出して、成功した人はいません。
焦らず今までのやってきたことを、徹底してください。
そうすることによって、結果はついてきます。
皆さん、一緒に頑張りましょう。

受験生でない方も他人事ではありませんよ。この時期に気を抜いていると
後でとんでもない目に合うかもしれませんからね。

勉強したのに…。

期末テストの結果はどうだったでしょうか。

「勉強した(覚えた)のに取れなかった」

よく聞く言葉ですが、ここでいう「勉強」というのが問題です。
おそらく、私どもと生徒の言う勉強は別物なのです。
大概の生徒には、「自分の考えたオリジナル最強勉強法」があり、それを手放そうとしない。
諭して、学習法を伝えると、10の内1やって、「言われた通りにしました」という。
そりゃ、取れないわな。

そもそも、「覚える」ことも不十分な気がします。
「覚えられない」「覚えるのが苦手」という人は、覚え方が間違っているのです。

面倒だから、時間節約のためといろんな理由をつけて、

〇まだ理解していないことを覚えようとしている
〇解き直しの回数が足りない
〇1日で覚えようとしている
〇答えを見ながら覚えようとしている
〇類題でのトレーニングをしていない
〇確認テストをしていない

ってことをしてませんか。どれか1つでもしていたら正しく覚えられません。

「何度も解き直しをしている。」

「毎日勉強をしている。」

「それでも覚えられない!」

と、「勉強をしているのに覚えられない人」がたまにいます(勉強をしている人=5回以上解き直しをしている人がそもそもほどんどいないですが)。

勉強をしているのに覚えられない場合は「答えを見ながら解き直しをしていないか」を確認してください。

答えを見て、「わかった!覚えた!」と思ってしまう人は結構います。そして、解き直しもしていないのです。
これでは、成績は上がりません。
しかし、解き直しをしている人でも、「答えを見ること」を「解き直し」と思ってしまっている人がいます。
答えを写すのではなく、答えを見ないで、「思い出しながら解くこと」が本当に効果のある「解き直し」です。

時間をかけて正しく覚え、覚えているか確認して、その状態を持続させられているのが、本当の「覚える」であり、得点につながる学習なのです。
私の経験上、最低5回以上学習しないと定着はしません。

楽をしたい気持ちや、今までの自分の学習法にこだわるあまり、自分にとって都合のいい学習をしている人が、
成績が上がらないという人のほとんどなのです。

自分の限界を知ること

 ナポレオン・ボナパルトは間違いなく天才でした。世界史レベルで見ても個人の名前が時代や,戦争の名前になっている人物はそうはいません。戦争,政治の分野で彼以前と彼以後で変わったことは多くあります。
 近代ヨーロッパで圧倒的な力を誇ったナポレオンとフランスですが,やはり勝ち続ける事は出来ませんでした。
ロシア遠征の失敗をきっかけに,以前のように圧倒的な勝利を収めることが出来なくなってしまいます。
 ナポレオンの最後の戦いとなったのは「ワーテルローの戦い」でした。ナポレオンを最後に破ったのはプロイセンのブリュッヘル元帥という人です。その時の年齢はなんと73歳でした。ブリュッヘル元帥は天才とは程遠い人です。「前進元帥」という異名があるように,勇敢さでは右に出るものがいなかったのですが,猪突猛進してしまう癖があり,それが敗北につながってしまうことがあったようです。ただ,彼は有能な部下を信用して全てを任せる。ということが出来る度量がありました。いくら天才ナポレオンでもすべてに完璧に対処することは出来なくなっていました。(若い頃ならまだしも,晩年は判断力の衰えが顕著だったようです。)
 最後に天才を倒したのは,「己の限界を知り,出来ないことは出来るものに任せる」事ができた人でした。
 人は自分の出来ないことでも,意地を張って自分だけでなんとかしてしまおうとすることがよくあります。結果それが出来ても,無駄な時間を使ってしまったり,変にあきらめてしまったりしています。出来る人におしえてもらう,お願いする。意外と難しいことかもしれません。ただ,出来ないことは素直に出来ないと自覚し周囲に助けを求めることはとても大事なことです。もっと効率よく,簡単に物事が進むかもしれませんよ。


TOPにかえる