今年もあとひと月

世の中では年末に向けた話題が増えてきましたね。
最近では定番となった「流行語大賞」「今年をあらわす漢字1文字」などの話題も出てきました。

でもまだあとひと月あります。
気持ちを前向きにして、日々を過ごしていきたいものですね。

中高生は今、期末試験の真っただ中。まさに今が頑張り時ですね。
気持ちよく今年を終えられるのかどうかが、このテストにかかっていると言っても
過言ではないでしょう。
1日1日を無駄にせず頑張っていきましょう。

また受験生は、今からが本番です。気合いを入れて頑張りましょう。

でも…。

 「でも、部活が忙しくて、勉強できませんでした」と言う生徒がよくいます。
気持ちは分からないでもないですが、自分が好きなことを勉強をしない言い訳にするのは違う気がします。
どんな理由があったとしても、それが別の何かをしなくても良い理由にはならないのです。
そりゃあ、自分の好きなことばかり出来るのは理想かもしれません。
 人は嫌なことや苦しいことから逃げたくなるものです。自分が面白くて、楽しいと感じるものばかりしていたい
のも分かります。
 でも、楽しいことだけをし続けていると、それが通常のことになり、そのうち楽しさを感じることがなくなります。楽しさや面白さは、嫌なことや苦しいことを経験するからこそ生まれるものだと思うのです。しんどい思いをして「すべきこと」をクリアするから、面白いと思える「やりたいこと」が際立つのではないのでしょうか。
 どんなことも、すべてはバランスだと思うのです。何かだけをやっても、上手く行かないものです。
 自分の好きなことを目一杯楽しむためにも、「すべきこと」から逃げないようにしましょう。
 大人になると、それが顕著になるのも事実なんですよね~(笑)

努力は天才に勝るんです!

 11月7日(木)ボクシングバンタム級タイトルマッチWBSS決勝,井上尚弥VSノニト・ドネア戦が
行われました。結果は井上選手が判定勝ちし,見事にWBSS優勝を飾りました。
 相手のドネア選手は元5階級制覇の名チャンピオン,将来のボクシング殿堂入りが確実視されている,
レジェンド中のレジェンドですが,もう36歳,流石に井上選手の圧勝になるのではないかと言われていました。
しかしフルラウンドの大熱戦それも高等技術の応酬で,またクリーンなファイトで今年の最優秀試合なのでは
ないかと言われる非常に良い試合になりました。試合前から試合中そして試合後にお互いの健闘をたたえ合う,
お互いがお互いをリスペクトする姿勢も非常に印象的でした。
 井上選手のセコンドを務めているのは,お父さんの真吾さんという方なのですが,その方が印象的なお話を
されています。
 「昔から,尚弥は天才だと言われてきた。とんでもない。この子が出来ないことを出来るようになるために
  小学校のころからどれだけ努力してきたか。努力は天才に勝つんです!」
 自分たちは,自分の出来ないことを「才能が無い」「向いていない」といい,それが出来る人に対して,
「あの人は才能があるから」「天才だから」とつい言ってしまいがちになります。しかし,それが出来るように
なるまで本当に努力をしたのでしょうか?勉強に置きかえても,「苦手だから」「やっても出来ないから」
と努力もしないで投げ出していませんか。以前の私が正にそういう生徒でした。「出来ない」というのは
じつは「やっていない」ということが多いです。成績の良い人はやはりきちんと努力をしています。
出来るようになるまであがいてみませんか?それでも出来ないなら一緒に出来るようになる方法を考えて
みませんか?

変化について

先日、2020年入試の英語民間試験導入が延期されました。
急な変化は、いつも人々を困惑させます。
しかし大切なのは、変化に対していち早く行動することではないでしょうか?
変わったことに不平不満を言って止まっているだけでは、何も変わりません。
変化に対して気持ちを切り替え、いち早く行動したら、必ず何かを得ることが出来ると思いませんか?
変化はいつもふいに訪れます。入試問題の傾向などは顕著なものです。
傾向が変わっても大学が調べたい能力や、自分の学力が変わるわけではありません。
気持ちを切り替えて、目の前のことに精一杯向かうことが大切ですよね。

方向が決まったいま、高校2年生は気持ちを切り替えて新たにスタートしましょう。


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