11月に

もう11月も半ばだというのに、夏のような気温の日があったり、台風が発生したり、かと思うと急に冷え込んだりとおかしな気候になっていますね。

皆さんは体調を崩したりしていないですか?

11月になると大学の推薦入試が始まってくる頃ですね。最近はかなりの量の受験生が受験し、入学を決めるようです。しかし、入学が決まったとしても勉強が終わるわけではありません。確かに受験勉強というくくりの勉強は終わりかもしれませんが、新しい学びが始まるだけですので受験が終わっても決して勉強を止めないようにしておかなければなりません。

推薦入試以外の方にとっては、ここからが受験勉強の追い込みです。時間を無駄にすることなく力をつけていきたいものですね。いわゆる追い込みの時期には、ついつい焦って新しいことを始めてしまう人も多いのですが、新しいことを始めて身に着くまでにはかなりの時間を要します。

教材の中にも短期間で完成するような触れ込みをするものもありますが、書いているほど簡単に身につくようには作られてはいないのが実情です。(私が知らないだけで本当にすごいものもあるかもしれませんが。)

だからこそ今からやるべきことは、今までやってきたことを反復することなのです。正解をするには正解をするための理由が必ず必要ですし、間違えているものにも間違えて理由があるのです。自分の間違いの癖や、問題の傾向を知ることで得点は伸びてきます。大概の場合は失点している内容を深く見つめなおさず、同じ間違いをすることによって点数が伸びいないものです。まずが自分の間違いを知りましょう。

「へたくその上級派への道のりは、おのが下手さを知りてまずは一歩目」

自分のミスは受け入れ難いことですが、それを見つめることが成功の一歩なのです。勉強に限らず、すべてのことですが、自分を知ることがまずは大切なのです。そうすることで身につけなければいけないことも見えてきます。

 

とにかく焦りは禁物です。やるべきことを丁寧に進めることで、成功へつながっていくことを信じて進んでいきましょう。

(牧野)

 

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意志。

 「将来、自分が何になりたいか」や「どんな生き方をしたいか」など、これ

から目指す場所を自分と向き合って決めることが難しいということは、以前も

書いた。しかし、将来のビジョンを持っただけで「なりたい自分」になれる訳

ではない。当たり前ではあるが、自分の目的地へのルートを探し出し、進まな

ければならないのだ。

 だが、ここで注意しなければならないのは、そのルートは複数あるというこ

とだ。ルートが複数あれば、出来るだけ楽なルートを選びたくなるのが人情と

いうものである。目的地にゴールすることだけを考えるのであれば、それもア

リかもしれない。

 まず前提として、実際に進むかは別にして、目的地までのルートは全て知っ

ておくほうが良い。ルートが違うということは、身に付く知識や技能が異なり、

経験出来ることも自ずと変化するということである。自分にとっての最善を知り、

そのうえでルートを選択すべきである。そういったことを知らないと、周囲の

言葉に翻弄され、それだけで判断してしまうことになりかねない。他人にルート

を決めることを委ねてしまうと、自分の道を歩んでいるという実感が薄くなり、

本気になれなかったり、どこか他人事だったり、気持ちが続かなかったりする

状況になりやすい。

 自分が進んだルートが正しかったのかは、目的地に着いて、その先を歩んで

行かないと見えてこないことが多い。肝心な部分で手抜きしてしまうと、目指

した場所であるはずなのに、後々感じる違和感が大きくなる。自分の人生の舵

を取るには自分であるのだから、しっかり自分で選択し、意志を持ってルートを

歩いていくべきなのだ。少なくとも、その方が後悔は少ないはずだから。(中島)

文化の日

 今日は文化の日の振り替え休日になります。日本国憲法の公布を記念し,日本国憲法が平和と文化を重視していることから,文化の日という祝日になったようです。
 文化は急速に発展していきます。私が学生だった20年前から考えてもインターネットは既にありましたが,ここまで普及しているかといわれるとそうではなかったように思いますし,10年前にはyoutuberなんて仕事がここまで大きくなり,子供たちのあこがれの職業の1つになるなんて予想もしませんでした。
 これからも文化は発展を続け,10年後にはまた今では予想もできないような社会になっているのでしょうね。その社会を担っていくのは今の子供たちです。その子供たち1人1人が自分の進みたい道に進めるように勉強に関して手助けをし続けたいと思います。

文化祭

 今日、中学校では文化祭が行われていますね。
 中学生の文化祭の想い出は、合唱と展示ですね。生徒の話を聞いているとそれはあまり変わらないようですね。
ただ歌っている曲はずいぶんと変わっていますね。
 自分たちの頃は、「大地讃頌」「モルダウ」なんかが課題曲にするのが一般的だった気がします。また自由曲は自分たちや先生が編曲して作ったものを歌っていました。流行っている歌であったり、先生が好きな歌を歌って、けっこう盛り上がったのを覚えています。高校生の時も合唱コンクールがあって男子クラスが「ルパン3世」なんかを熱く歌っていたのを思い出します。
 最近は、少し前のNコンの中学校の課題曲の「15の手紙」や「エール」なんかも歌っているようですね。普通に聞いてもいい曲ですからね、歌っていると楽しそうですね。
 文化祭だけではないですが、学校行事はその時にしか楽しめませんから、準備も含めて楽しみながらがんばって欲しいものです。頑張ったことは必ずいい思い出になりますし。生きていくときの活力にもなります。
 やっている時は「めんどうくさい」とか「うっとうしい」なんて思うかもしれませんが、それはそれで楽しいものです。
 頑張ったことは必ず財産になります。思いっきり楽しんでくださいね。
(牧野)

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実感する力。

 学習塾に求められることは、成績を上げることであることに異論はない。

教科書に書いてある知識を使って問題を解けるようにし、試験で高得点を

獲得できるようにする。その知識を使えるようにするサイクルは大切である

と思うが、自分が講師として指導する中で若干の危機感を感じることがある。

それは、知識がただの言葉と数字の羅列になり、知識にに実感が伴わないこと

が増えていることである。

 例えば、教科書に「森の香りがする川でスイカを冷やす」という一文がある

とする。子どもの頃、似た経験をしたことがある人は、森の木々から発せられ

る清々しい香りや夏でも驚くくらいの渓流の水の冷たさなどが感覚としてよみ

がえり、頭の中で鮮明にイメージできる。しかし、経験したことがない人は、

言葉として理解は出来ても五感に響くことはない。両者とも、内容を「知って

いる」ことには変わりはないが、そこには大きな差があるように感じる。

 その両者の差は、試験で問題を解くことには支障が無いかもしれない。だが、

人間が生きていくのに必要な価値観や判断力、物事に対する洞察力や俯瞰力など

に大きく影響しそうである。

 私は塾講師であるが、教育者でもありたいといつも思っている。教育界が益々

デジタル化や効率化(簡略化)されていく中で、ただ単に、知識や記号を詰め込む

のではなく、子どもたちが実感を伴える指導を心がけていきたいと考えている。

(中島)

誰かが過去に発見したものを発見するのは簡単さ

「誰かが過去に発見したものを発見するのは簡単さ」 ~クリストファー・コロンブス~

 10月12日はコロンブスが西インド諸島に到達した日だそうです。アメリカ大陸の各国ではコロンブス・デーやディスカバリーデーといった記念日になっているそうですね。
 コロンブスは有名なコロンブスの卵のエピソードが示すように,初めに何かを成し遂げることの難しさ,偉大さについての名言を多く残しています。そして,どちらかというと模倣やそれに続くことについてはやや軽視しているような言葉もいくつか残しているように思います。
 自分もかつては,「第1人者が一番偉い,それを真似して成功する人間は大したことはない」と考えていましたが,「何かを創造する」人と同じぐらい「今あるものを改良する」人はすごいのではないかと考えるようになりました。画期的なものが開発されても,それが万人にとって使いやすいものであるとは限りません。それを改良し使いやすいものにすることや,コストを下げて低価格化することは,創り出すことと同じぐらい大事なことではないでしょうか。そして日本人はそれが得意な民族だと言われています。
 私たちはとかく,独創性のある人,人とは違うことをできる人にあこがれがちです。あこがれることは全く問題ないのですが,問題なのは比べて自分を卑下することです。新しいものを作れないのなら,今あるものをどう良くするかを考えればよい。それをできる人も絶対に必要なのです。そしてそれには特別な才能ではなく,培った技術や知識が必要になることが多いです。それは,普段の生活にも言えることです。普段生活する中,勉強する中で少しでも何か良くできないか,できることはないかと考えることが自分を成長させるのではないでしょうか。(岡田)

10月になりました!

この数日、過ごしやすい日が続いていますね。夜は逆に寒いくらいに感じます。急な気温の変化は体調を崩しやすくしますし、これからインフルエンザの流行が始まる季節にもなるので、体調には十分気を付けていかなければなりませんね。
 何をするにも、体と心の健康が一番です。健康でなければ前向きな気持ちも作れませんし、思うような行動もできません。受験勉強もそうです。健康であることがまずは大切なのです。
 とかく受験生は勉強していればいいと思われがちですが、受験もかなりの体力を必要とします。身体的な疲労はそれほどなくても、脳の疲労はするものです。身体的にも体を普段動かしておかなければ体力はなくなってしまいます。適度の運動をして体力の向上ははかっておく必要はありますね。また適度な運動は脳を休める効果もありますので一石二鳥です。ただつけれない程度にしておきましょうね。
 10月に入り共通テストまであと100日あまり、早い人は推薦入試がまじかに迫っているという人もいるでしょうね。これからが追い込みの時期です受験生はしっかり頑張っていきましょう。
 また、受験生でない1・2年生も、今の成績が受験に大きくかかわってきますので、気を抜かないように頑張っていきましょう。
 長い2学期ですが、過ぎてみればあっという間です。今できることを精一杯やっていきましょう。
[牧野]

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夢を持つこと。

 「あなたの夢は何ですか?」

 「将来何になりたいですか?」

 昔からよく言われてきた言葉ですね。

子どもの頃、夢を持つことはとても素晴らしいことで、

夢を持つだけで何だかすべて上手く行くようなよく分からない

万能感があり、どんなことでも乗り越えて頑張れるんだと思って

いました。

 しかし、ある時からその夢が「良い大学」や「良い仕事」に

すり替わり、テストの得点や偏差値などの「数字」を追いかける

ようになり、厳しい現実を目にして頑張り続けることに息切れをして

心が摩耗していく。

 私たちは人間なので無条件でいつまでも努力し続けることは

できません。まずは、自分の夢や就きたい職業についてよく知り、

心から好きにならないといけません。好きなことは頑張れますが、

嫌いなことはなかなか頑張れないものです。

 そして、そこへ至るためのルートを見つけなくてはなりません。

漠然とした努力ではなく、具体的な行動をとらないと状況は好転

していきません。好転したり、成果が分かったりすると、「次も」

とモチベーションに繋がります。

 また、私は大人になって、夢を持つことのプラス面だけではなく、

マイナス面、すなわち、どんな辛いことがあるのか、挫折しそうな時

どうすればいいのか、失敗した時どうやってもう一度立ち上がるのか

なども知っておきたかったと思うのです。知っていれば受けるダメージ

も違うし、それらを避けたり、減らしたりもできると思うのです。

 最近、指導している中で、子どもたちが疲れているなと感じること

があります。全てではなくても、子どもたちが抱えるものを少しでも

軽くして、支えてあげたいと試行錯誤しています。ゴールの見えない

マラソンをするような努力ではなく、自分の設定したゴールまで自分の

ペースで到達できるような努力をして欲しいと思うのです。(中島)

中間テストがもうすぐ

 9月も後半になり,来週から中間テストが始まる学校もあります。今年の2学期中間テストは,学校によって日程がバラバラで,早い所では9月24日に,遅い所では10月後半にというようにかなり幅のある日程になっています。
 テスト期間はみなさんテスト勉強を頑張っていると思いますが,多くの人が「出来ないことを出来るようにする」勉強のみをやってしまいます。出来ない事には目が行きがちですが,同じぐらい大事なことは「出来ていたことが出来なくなっていないように確認する」ということです。これを疎かにする人が本当に多いです。テストでの失点は出来ていたはずのことを忘れてしまっていたり,確認をしていないことによるミスということが本当に多いです。テスト勉強をするときには是非この点に気を付けてくださいね。(岡田)


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