笑い声のないところに成功はない

 「笑い声のないところに成功はない」
 アメリカの実業家,鉄鋼王として知られる,アンドリュー・カーネギーの言葉です。「成功をするために苦労する」,「成功するためには厳しいことも,辛いこともたくさんある」よく聞く言葉なのですが,はたして本当にそうなのでしょうか?
 人が何かで成功したいと思うとき,それはほとんどが自分の好きなことで成功したいと思うのではないでしょうか。わざわざ自分の嫌いなことで成功したいと思う人はまずいないでしょう。好きなことをするために,嫌いなことをしなければいけないことはあるかもしれません。ただ、それは好きなことのため。そう思えば笑顔になれるのではないでしょうか。
 人はどうしても自分の現状に目が行きがちです。自分で望んで入った学校なのに,自分が望んで就いた職なのに,現状の辛さや,厳しさにしか目がいかなくなることはよくあることでしょう。そんな時には何故その学校に行きたいと思ったか,何故その仕事をしようと思ったか考えてみてください。初めての楽しい気持ちを思い出せるのではないでしょうか。何事も楽しむことが一番大事だと思います。(岡田)
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自分で決める。

 誰かに言われたように行動し、

成功したら自分の力で、失敗したら誰かのせい。

そんな生き方をしていたら、自分で決断することを避けていたら、

自分が本当にやりたいことが何か分からなくなる。

行動することが面倒になる。

 自分で決めたことを、迷っても、悩んでも、努力して成功させると

喜びもその分大きくなる。例え失敗したとしても、自分で決心して

歩んだ道は全て自分の糧となる。学びも大きくなる。

それらを自分で実感することが、次の一歩を後押ししてくれる。

 受験にせよ、就職にせよ、失敗したときのことを考えると恐くなるのは

分かる。しかし、自分で決めることが、心から喜べる幸せに繋がっている

ことも忘れないで欲しい。(中島)

中間テストが終わって

中間テストも終わり、結果も出始めていますね。今回の結果はどうだったでしょうか?
思ったり良かった人も、思ったほど取れなかった人もテストも見直しは重要です。
見直しと言っても、出来なかった問題を問い直すことや間違いを赤で直すことではありません。
出来なかった問題については何が出来なかったのか、どうゆう風に考えればできたのかを確かめ、もう一度解きなおし自力で正解できるようになることが必要です。出来た問題ですら「なんとなく」とか「おぼえていたから」ということがあります。問題を解ければいい、答えが合えばいいということはないのです。
大切なのは「今後いつでも同じように考えて解くことが出来るか」ということなのです。普段からそういった思いでやっていれば高い得点が取れていくはずですよね。テストの後はもう一度、今までの自分の勉強の仕方を考えて、変えていく良いタイミングになりますね。
得点に左右されることなく、自分の勉強の仕方を考えるときです。答案は自分を映す鏡です。しっかり向き合いましょう。
(牧野)

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修学旅行

 山口県の中学校は10月に修学旅行に行くところが多いようです。近年新型コロナの影響で,他県に出かけるということが出来なくなっていたので,こうして学校行事が行われることになったのは良いことですね。
 生徒に話を聞くと,関西に出かける学校が多いようですね。神社・仏閣を見学したり,その土地のものを食べたりと,友人と旅行することは本当に大きな思い出になります。学生時代のそういった思い出は人生の財産になるものです。思いっきり楽しんできてくださいね。どんなことを思い出を作ったか土産話を楽しみにしています。
 そして修学旅行が終われば特に中学生はすぐに受験本番,志望校に向けてペースを上げて頑張りましょう。
(岡田)

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対話

 「対話が足りない」

最近、特にそう感じることが多くなった。

親と子、先生と生徒、下手したら友達同士でも、会話はするけれど、

対話が出来ていないのではないかと考えてしまう。

 「子どもが何を考えているか分からない」

 「先生の言いたいことが意味不明・・・」

 本当に伝えなければならないことが伝わらない状態が続いてしまう。

続くだけならまだしも、状況を改善する術がなく、もしくはないと思い

込んでいるため、身動きが取れずイライラすることや衝突することも

増える。状況が悪化するから、さらに対話しなくなる。お互いに感情は

ぶつけるが、肝心なことは何も伝わらない状況悪化のスパイラル・・・。

 
 そもそも、「会話」というのは、「少人数で日常の雑談を含む話を

友好的に進めること」であるのに対し、「対話」は、「お互いが向かい

合って話すこと」で話をすること以上に、二人の関係性を築いていく

ためのコミュニケーションの意味合いが強い。自分の想いや考え方を伝え、

相手の想いや考え方も知る。それを積み重ねることによって、だんだんと

関係性が変化していく。

 確かに、話をすること自体が苦手だという人や他人の考えは理解できないと

思っている人も多いかもしれない。上手に話をしなければ、きちんと伝えたい

ことが相手に伝わらないことはあるし、共感できない考えもある。

しかし、それはあくまでも対話の一面に過ぎない。上手くない話し方でも伝わる

考えや想いもある。それでも、難しく感じる人は相手の話を「聞く(聴く)」ことから

始めてはどうだろうか。「話し上手は聞き上手」。少しでも相手の想いが分かると、

それに対して紡ぐ言葉も変化する。ゆっくりだが確実に関係性は強化されていく。

 何事も一朝一夕にはなしえない。相手のことが大事な人ほど、まずは話を聞いて

(聴いて)みよう。(中島)

秋に

台風が過ぎ、ヒガンバナやコスモスが咲いています。季節はぐっと秋になってきました。
ただ、まだまだ日中は暑い日もあり、体調を崩しやすい時でもありますね。

秋と言えば、○○の秋などと言われることが多いですが、皆さんはどんな秋が理想でしょうか?
食欲の秋,読書の秋,スポーツの秋・・・と秋は何をするのにも向いているのかもしれませんね。

受験生はさしずめ勉強の秋といったところでしょうか?
夏以前から勉強を積み重ねてきた人には、夏休みまでの成果が表れてくる時でもありますね。
結果に一喜一憂することなく、しっかり目標に向かって丁寧に学習を進めたいものですね。
今までは十分部出来なかったという人も、集中力が高まりやすい時期です頑張っていきましょう。

秋は夜が長いせいで時間があるように思われがちですが、時間は変化がありません。
時間の価値を決めるのは自分次第です。意義ある毎日を過ごしてまいりましょう。(牧野)

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中間テスト始まりますね

 長かった夏休みが終わり、もう1か月が経過しようとしています。時の流れは本当に早いものですね。
 9月の初めは、体育祭や文化祭といったイベント、中学校では修学旅行があったりなど慌ただしく、中々授業のスピードも安定していないと聞いています。山口県内の高校では来週から2学期の中間テストが行われます。夏休みに頑張った成果を発揮するように頑張っていきましょう。テスト勉強では問題を解くことに意識が行ってしまいがちですが、自分の普段の勉強をノートを確認することで振り返り、教科書レベルの基本的なことがまずは解けるかを確認しましょう。勉強で1番大事なことは「確認」です。テスト勉強で解けた問題が、テスト本番で何も見ずに解けるかが大事になります。「解いた」という事実ではなく、それが本番で発揮出来るように身についているかが大事なのです。すごく地道な勉強が実は一番近道だったりします。成績の良い子はそれを必ずやっています。(岡田)

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やりたい仕事をするために

 塾講師という仕事を始めておよそ30年。ただひたすらに生徒を指導していたら、

あっという間に時間が過ぎていました。自分はこの仕事が好きで始めたので、楽しいこと

ばかりではなく、苦しいことや大変なこともありました。しかし、仕事が好きだという気持ち

が辛いことを乗り越える力を与えてくれた気がします。だから、例え時間がかかっても、

生徒たちにも自分がやりたい仕事を見つけて欲しいと思います。

 30年という期間で、時代、社会情勢や教育を取り巻く環境も随分変化しました。学習指導要領

や入試制度の変化によって、学習内容や受験対策も大きく様変わりしました。しかしながら、どんなに

大きな変化があろうと、学校の授業が基本だということは変わりません。好きな仕事にたどり着く

ためにも、大学、専門学校や企業などの自分の進む先が求める成績を修めなければなりません。

 いろいろな成績の良い子、成績の良くない子を見てきた中で、双方の差が学習時間や学習方法にあること

以外に気づいたことがあります。それは、成績の良い子は悪い子に比べて、「①挨拶をする、②時間を守る、

③忘れ物をしない」ということです。もちろん、全員がそうだとは言えませんが、結構な割合で当てはまり

ます。毎回の指導に遅刻せず塾に来て、教室に入るときに元気に挨拶し、教材や課題を忘れずに持ってくる

生徒は成績が良いことが多いです。確かに、学習習慣や学習方法は大切なのですが、こういった基本的な

生活習慣を身に着けることも同じくらい大切なのです。そして、基本的な生活習慣を身に着けるには、親の

協力が不可欠なのです。学習時間や方法をいきなり変化させることは骨が折れますが、生活習慣は能力より

気持ちや慣れに左右されるものです。地味に見えますが、結構将来に影響を与える習慣です。自分の将来の

ために身近なことから始めてはどうでしょうか。

 何事も積み重ねです。1日の変化は小さくても、1か月、1年と経ったとき、意外と大きな実りが

もたらされるものです。(中島)

2学期の始まり

 最近は夏の暑さも少し落ち着き、朝夕に秋の気配を感じますね。
長いようで短い夏休み。皆さんにとって充実したものになったでしょうか?

 さて先週から2学期が始まりましたね。文化祭や体育祭などの学校行事や台風の影響で授業がまだ始まっていないなんてところもあるかもしれませんね。2学期は一年間で最も長く、イベントの多い学期です。また受験が本格的になってくる時でもあります。
 学校の授業が進んでいないからと言って、今勉強が中途半端になってはいけません。この時期の頑張りが、夏休みの成果や今まで培ってきたものを本物に変えます。
 共通テストまで126日
 公立高校までおよそ180日
 時間の感じ方は人それぞれですが、4月から今まででおよそ150日であることを考えると、そんなに時間が無いことがわかりますね。
 これからの時間をいかに有効に使うかが大切です。1日1日を意味あるものにしていきましょう。

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(牧野)


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