入試が近づいてきました

年末になってきました。
新語流行語大賞が発表され、今年をあらわす漢字を発表されて、年末の感じが高まってきましたね。
定期試験も済み、あとは新年を迎えるだけ・・・
そんな雰囲気が漂うこの頃ですが、受験生にとっては入試直前の大切な時期ですね。
この最後の頑張りが、結果を左右すると言っても過言ではありません。
色々しないとと、焦る気持ちがあるのもわかりますが
今は確実にやってきたことの確認をすることが重要です。
むやみに新しいものにてを出してはいけませんよ。
「~にちで・・・できる」などといった本がありますが、私個人の意見としては
それに手を出して、成功した人はいません。
焦らず今までのやってきたことを、徹底してください。
そうすることによって、結果はついてきます。
皆さん、一緒に頑張りましょう。

受験生でない方も他人事ではありませんよ。この時期に気を抜いていると
後でとんでもない目に合うかもしれませんからね。

勉強したのに…。

期末テストの結果はどうだったでしょうか。

「勉強した(覚えた)のに取れなかった」

よく聞く言葉ですが、ここでいう「勉強」というのが問題です。
おそらく、私どもと生徒の言う勉強は別物なのです。
大概の生徒には、「自分の考えたオリジナル最強勉強法」があり、それを手放そうとしない。
諭して、学習法を伝えると、10の内1やって、「言われた通りにしました」という。
そりゃ、取れないわな。

そもそも、「覚える」ことも不十分な気がします。
「覚えられない」「覚えるのが苦手」という人は、覚え方が間違っているのです。

面倒だから、時間節約のためといろんな理由をつけて、

〇まだ理解していないことを覚えようとしている
〇解き直しの回数が足りない
〇1日で覚えようとしている
〇答えを見ながら覚えようとしている
〇類題でのトレーニングをしていない
〇確認テストをしていない

ってことをしてませんか。どれか1つでもしていたら正しく覚えられません。

「何度も解き直しをしている。」

「毎日勉強をしている。」

「それでも覚えられない!」

と、「勉強をしているのに覚えられない人」がたまにいます(勉強をしている人=5回以上解き直しをしている人がそもそもほどんどいないですが)。

勉強をしているのに覚えられない場合は「答えを見ながら解き直しをしていないか」を確認してください。

答えを見て、「わかった!覚えた!」と思ってしまう人は結構います。そして、解き直しもしていないのです。
これでは、成績は上がりません。
しかし、解き直しをしている人でも、「答えを見ること」を「解き直し」と思ってしまっている人がいます。
答えを写すのではなく、答えを見ないで、「思い出しながら解くこと」が本当に効果のある「解き直し」です。

時間をかけて正しく覚え、覚えているか確認して、その状態を持続させられているのが、本当の「覚える」であり、得点につながる学習なのです。
私の経験上、最低5回以上学習しないと定着はしません。

楽をしたい気持ちや、今までの自分の学習法にこだわるあまり、自分にとって都合のいい学習をしている人が、
成績が上がらないという人のほとんどなのです。

自分の限界を知ること

 ナポレオン・ボナパルトは間違いなく天才でした。世界史レベルで見ても個人の名前が時代や,戦争の名前になっている人物はそうはいません。戦争,政治の分野で彼以前と彼以後で変わったことは多くあります。
 近代ヨーロッパで圧倒的な力を誇ったナポレオンとフランスですが,やはり勝ち続ける事は出来ませんでした。
ロシア遠征の失敗をきっかけに,以前のように圧倒的な勝利を収めることが出来なくなってしまいます。
 ナポレオンの最後の戦いとなったのは「ワーテルローの戦い」でした。ナポレオンを最後に破ったのはプロイセンのブリュッヘル元帥という人です。その時の年齢はなんと73歳でした。ブリュッヘル元帥は天才とは程遠い人です。「前進元帥」という異名があるように,勇敢さでは右に出るものがいなかったのですが,猪突猛進してしまう癖があり,それが敗北につながってしまうことがあったようです。ただ,彼は有能な部下を信用して全てを任せる。ということが出来る度量がありました。いくら天才ナポレオンでもすべてに完璧に対処することは出来なくなっていました。(若い頃ならまだしも,晩年は判断力の衰えが顕著だったようです。)
 最後に天才を倒したのは,「己の限界を知り,出来ないことは出来るものに任せる」事ができた人でした。
 人は自分の出来ないことでも,意地を張って自分だけでなんとかしてしまおうとすることがよくあります。結果それが出来ても,無駄な時間を使ってしまったり,変にあきらめてしまったりしています。出来る人におしえてもらう,お願いする。意外と難しいことかもしれません。ただ,出来ないことは素直に出来ないと自覚し周囲に助けを求めることはとても大事なことです。もっと効率よく,簡単に物事が進むかもしれませんよ。

今年もあとひと月

世の中では年末に向けた話題が増えてきましたね。
最近では定番となった「流行語大賞」「今年をあらわす漢字1文字」などの話題も出てきました。

でもまだあとひと月あります。
気持ちを前向きにして、日々を過ごしていきたいものですね。

中高生は今、期末試験の真っただ中。まさに今が頑張り時ですね。
気持ちよく今年を終えられるのかどうかが、このテストにかかっていると言っても
過言ではないでしょう。
1日1日を無駄にせず頑張っていきましょう。

また受験生は、今からが本番です。気合いを入れて頑張りましょう。

でも…。

 「でも、部活が忙しくて、勉強できませんでした」と言う生徒がよくいます。
気持ちは分からないでもないですが、自分が好きなことを勉強をしない言い訳にするのは違う気がします。
どんな理由があったとしても、それが別の何かをしなくても良い理由にはならないのです。
そりゃあ、自分の好きなことばかり出来るのは理想かもしれません。
 人は嫌なことや苦しいことから逃げたくなるものです。自分が面白くて、楽しいと感じるものばかりしていたい
のも分かります。
 でも、楽しいことだけをし続けていると、それが通常のことになり、そのうち楽しさを感じることがなくなります。楽しさや面白さは、嫌なことや苦しいことを経験するからこそ生まれるものだと思うのです。しんどい思いをして「すべきこと」をクリアするから、面白いと思える「やりたいこと」が際立つのではないのでしょうか。
 どんなことも、すべてはバランスだと思うのです。何かだけをやっても、上手く行かないものです。
 自分の好きなことを目一杯楽しむためにも、「すべきこと」から逃げないようにしましょう。
 大人になると、それが顕著になるのも事実なんですよね~(笑)

努力は天才に勝るんです!

 11月7日(木)ボクシングバンタム級タイトルマッチWBSS決勝,井上尚弥VSノニト・ドネア戦が
行われました。結果は井上選手が判定勝ちし,見事にWBSS優勝を飾りました。
 相手のドネア選手は元5階級制覇の名チャンピオン,将来のボクシング殿堂入りが確実視されている,
レジェンド中のレジェンドですが,もう36歳,流石に井上選手の圧勝になるのではないかと言われていました。
しかしフルラウンドの大熱戦それも高等技術の応酬で,またクリーンなファイトで今年の最優秀試合なのでは
ないかと言われる非常に良い試合になりました。試合前から試合中そして試合後にお互いの健闘をたたえ合う,
お互いがお互いをリスペクトする姿勢も非常に印象的でした。
 井上選手のセコンドを務めているのは,お父さんの真吾さんという方なのですが,その方が印象的なお話を
されています。
 「昔から,尚弥は天才だと言われてきた。とんでもない。この子が出来ないことを出来るようになるために
  小学校のころからどれだけ努力してきたか。努力は天才に勝つんです!」
 自分たちは,自分の出来ないことを「才能が無い」「向いていない」といい,それが出来る人に対して,
「あの人は才能があるから」「天才だから」とつい言ってしまいがちになります。しかし,それが出来るように
なるまで本当に努力をしたのでしょうか?勉強に置きかえても,「苦手だから」「やっても出来ないから」
と努力もしないで投げ出していませんか。以前の私が正にそういう生徒でした。「出来ない」というのは
じつは「やっていない」ということが多いです。成績の良い人はやはりきちんと努力をしています。
出来るようになるまであがいてみませんか?それでも出来ないなら一緒に出来るようになる方法を考えて
みませんか?

変化について

先日、2020年入試の英語民間試験導入が延期されました。
急な変化は、いつも人々を困惑させます。
しかし大切なのは、変化に対していち早く行動することではないでしょうか?
変わったことに不平不満を言って止まっているだけでは、何も変わりません。
変化に対して気持ちを切り替え、いち早く行動したら、必ず何かを得ることが出来ると思いませんか?
変化はいつもふいに訪れます。入試問題の傾向などは顕著なものです。
傾向が変わっても大学が調べたい能力や、自分の学力が変わるわけではありません。
気持ちを切り替えて、目の前のことに精一杯向かうことが大切ですよね。

方向が決まったいま、高校2年生は気持ちを切り替えて新たにスタートしましょう。

頑張るということ。

 中間テストも終わりました。皆さん、結果はどうでしたでしょうか。
上手く行った人と上手く行かなかった人の差は何なのでしょうか。
「今回、すごく頑張ったのに・・・」という言葉をよく耳にします。
望む結果のために努力することは必要なことです。
しかし、結果の出せる努力でないと効果は薄いものです。
皆さんの「頑張った」がそれと同じものとは限りません。 
一説によると、「頑張る」の語源は「我を張る」と言われています。
頑張ることは我を通すことに繋がりやすいのです。俗にいう「自己流」ってやつです。
自分の世界に閉じこもっていては、また、自分のやり方だけにこだわっていては、
今までと違う結果には結びつきにくいのは当然です。
正しい学習の仕方を学んでも、自分の気持ちや面倒臭さに負けていては、
何も変えることは出来ません。どんな言い訳をしても、自分だけは誤魔化せません。
結局、良くも悪くも、原因すべては自分にあるのです。
だから、努力するなら、習った正しい学習方法を何としてもやり抜くという
「我を張って」行きましょう!!期末テストに向けて再スタートです。

勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」
プロ野球で長く監督を務められ、現在は評論家として活躍している野村克也氏の言葉です。
元々は江戸時代の大名である松浦静山という人の言葉らしいのですが、
勝負の綾を示した言葉として知られています。
物事には全て原因と結果があります。勉強でもそうではないでしょうか。
「得点が良かった」「得点が悪かった」という結果には必ず原因があります。
良かったにせよ、悪かったにせよその原因を考えて受け入れることがとても大事になります。
良かった原因があれば、それを次回も続ければ良いし、悪かった原因があるのなら
それを次回は改善することが必要になります。点数だけに目を向けてしまうと
同じことを繰り返してしまうことになります。それが自分ではわからないのなら
是非お気軽に相談してくださいね。

定期テストに向けて

定期テスト期間真っただ中ですね。
勉強は進んでいますか?
学校のテストでは、教科書やワーク、学校で使ったもの全てが出題されます。
ワークからだけ、教科書からだけなんてことはなりません。
どれかだけの勉強にならないように注意をしていきましょう。
特に教科書を見るだけ、書き写すだけで勉強した気分になっている人がいますが
それでは身に付くものも身に付きません。
何が大切なのか、問題ではどうゆう風に出題されるのかを意識して、身に着けていかなければ
得点にはなりません。
何かだけの勉強は、そろそろやめにしませんか?


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