私たちは授業中生徒によく「復習しておきなさい」と言うのですが,「復習する」とはどういうことなんでしょう。
例えば1枚の数学のプリントがあったとして,それを復習する際に➀答えを覚える,➁解き方を覚える,➂解き方を覚えたうえでその通りに解けるかを確認する。➀~➂どれも復習と言ってしまえばそうなのかもしれませんが,その効果に大きな違いがあることはわかると思います。「復習」というのは,「出来ていたことができなくなっていないかを確認する。」「出来なかったことを教わり,理解したことがきちんと出来るかを確認する」この2つです。問題を解く際にどういう考え方をすれば解けるのか,覚えた公式や考え方をどう使えばよいのかなどをきちんと検証し,実際に自分で出来るかを確認することが大事になります。それがわからない場合は何度もたずねてください。勉強を一生懸命しているのに成績がいまいち上がらないという人はそのやり方に問題があることが多いです。そんな人こそ,自分がきちんと復習出来ているかもう一度見直してみてください。(岡田)