文化祭

 今日、中学校では文化祭が行われていますね。
 中学生の文化祭の想い出は、合唱と展示ですね。生徒の話を聞いているとそれはあまり変わらないようですね。
ただ歌っている曲はずいぶんと変わっていますね。
 自分たちの頃は、「大地讃頌」「モルダウ」なんかが課題曲にするのが一般的だった気がします。また自由曲は自分たちや先生が編曲して作ったものを歌っていました。流行っている歌であったり、先生が好きな歌を歌って、けっこう盛り上がったのを覚えています。高校生の時も合唱コンクールがあって男子クラスが「ルパン3世」なんかを熱く歌っていたのを思い出します。
 最近は、少し前のNコンの中学校の課題曲の「15の手紙」や「エール」なんかも歌っているようですね。普通に聞いてもいい曲ですからね、歌っていると楽しそうですね。
 文化祭だけではないですが、学校行事はその時にしか楽しめませんから、準備も含めて楽しみながらがんばって欲しいものです。頑張ったことは必ずいい思い出になりますし。生きていくときの活力にもなります。
 やっている時は「めんどうくさい」とか「うっとうしい」なんて思うかもしれませんが、それはそれで楽しいものです。
 頑張ったことは必ず財産になります。思いっきり楽しんでくださいね。
(牧野)

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実感する力。

 学習塾に求められることは、成績を上げることであることに異論はない。

教科書に書いてある知識を使って問題を解けるようにし、試験で高得点を

獲得できるようにする。その知識を使えるようにするサイクルは大切である

と思うが、自分が講師として指導する中で若干の危機感を感じることがある。

それは、知識がただの言葉と数字の羅列になり、知識にに実感が伴わないこと

が増えていることである。

 例えば、教科書に「森の香りがする川でスイカを冷やす」という一文がある

とする。子どもの頃、似た経験をしたことがある人は、森の木々から発せられ

る清々しい香りや夏でも驚くくらいの渓流の水の冷たさなどが感覚としてよみ

がえり、頭の中で鮮明にイメージできる。しかし、経験したことがない人は、

言葉として理解は出来ても五感に響くことはない。両者とも、内容を「知って

いる」ことには変わりはないが、そこには大きな差があるように感じる。

 その両者の差は、試験で問題を解くことには支障が無いかもしれない。だが、

人間が生きていくのに必要な価値観や判断力、物事に対する洞察力や俯瞰力など

に大きく影響しそうである。

 私は塾講師であるが、教育者でもありたいといつも思っている。教育界が益々

デジタル化や効率化(簡略化)されていく中で、ただ単に、知識や記号を詰め込む

のではなく、子どもたちが実感を伴える指導を心がけていきたいと考えている。

(中島)

誰かが過去に発見したものを発見するのは簡単さ

「誰かが過去に発見したものを発見するのは簡単さ」 ~クリストファー・コロンブス~

 10月12日はコロンブスが西インド諸島に到達した日だそうです。アメリカ大陸の各国ではコロンブス・デーやディスカバリーデーといった記念日になっているそうですね。
 コロンブスは有名なコロンブスの卵のエピソードが示すように,初めに何かを成し遂げることの難しさ,偉大さについての名言を多く残しています。そして,どちらかというと模倣やそれに続くことについてはやや軽視しているような言葉もいくつか残しているように思います。
 自分もかつては,「第1人者が一番偉い,それを真似して成功する人間は大したことはない」と考えていましたが,「何かを創造する」人と同じぐらい「今あるものを改良する」人はすごいのではないかと考えるようになりました。画期的なものが開発されても,それが万人にとって使いやすいものであるとは限りません。それを改良し使いやすいものにすることや,コストを下げて低価格化することは,創り出すことと同じぐらい大事なことではないでしょうか。そして日本人はそれが得意な民族だと言われています。
 私たちはとかく,独創性のある人,人とは違うことをできる人にあこがれがちです。あこがれることは全く問題ないのですが,問題なのは比べて自分を卑下することです。新しいものを作れないのなら,今あるものをどう良くするかを考えればよい。それをできる人も絶対に必要なのです。そしてそれには特別な才能ではなく,培った技術や知識が必要になることが多いです。それは,普段の生活にも言えることです。普段生活する中,勉強する中で少しでも何か良くできないか,できることはないかと考えることが自分を成長させるのではないでしょうか。(岡田)

10月になりました!

この数日、過ごしやすい日が続いていますね。夜は逆に寒いくらいに感じます。急な気温の変化は体調を崩しやすくしますし、これからインフルエンザの流行が始まる季節にもなるので、体調には十分気を付けていかなければなりませんね。
 何をするにも、体と心の健康が一番です。健康でなければ前向きな気持ちも作れませんし、思うような行動もできません。受験勉強もそうです。健康であることがまずは大切なのです。
 とかく受験生は勉強していればいいと思われがちですが、受験もかなりの体力を必要とします。身体的な疲労はそれほどなくても、脳の疲労はするものです。身体的にも体を普段動かしておかなければ体力はなくなってしまいます。適度の運動をして体力の向上ははかっておく必要はありますね。また適度な運動は脳を休める効果もありますので一石二鳥です。ただつけれない程度にしておきましょうね。
 10月に入り共通テストまであと100日あまり、早い人は推薦入試がまじかに迫っているという人もいるでしょうね。これからが追い込みの時期です受験生はしっかり頑張っていきましょう。
 また、受験生でない1・2年生も、今の成績が受験に大きくかかわってきますので、気を抜かないように頑張っていきましょう。
 長い2学期ですが、過ぎてみればあっという間です。今できることを精一杯やっていきましょう。
[牧野]

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