今日はとても暑く,山口市内は最高気温36℃だそうです。こんな暑い中部活を頑張っている中・高生は本当に大変ですね。
今はスポーツや人体に対する研究も進み,どのぐらいの時間練習するのが効率的か,どのように水分補給すべきか
などは大分浸透しているようで,サッカーのクラブチームに所属している生徒に聞いたところ,水分補給は自分が必要だと感じたらいつでもしていいし,しばらく水分を取っていない選手には無理してでも飲みなさい。という指導があるようです。
私たちの世代は、休憩も取らずに長い間練習して,その間の水分補給が禁止されていました。今とは温度も湿度も違うということはありますが,なんとも危ないことをしていたなあ。と思います。私たちの世代はこういった指導をされていた人が多いとは思いますが,この流れは日本だけでなく,全世界的なものだったようです。水分を取らずに練習することで,疲れにくく,持久力のある肉体を作ることができる。と信じられていたようです。1965年に世界初のスポーツ飲料であるゲータレードが開発され、それを採用したアメリカの大学アメリカンフットボールチームが優勝したことで、水分補給と運動中のパフォーマンスに関する関係が注目され、研究が進んでいったそうです。水分不足による「熱中症」という言葉が広く知られたのもとても大きいと思います。私たちの頃にはなかった言葉ですものね。
夏場はとかく水分を失いやすく熱中症になりやすい時期になります。スポーツをする人だけでなく,家にいる人もこまめに水分を取るようにしましょう。(岡田)