今年度の受験も、残すところあとわずかとなって来ました。
一人でも多く合格を掴み取って欲しいと心から願っています。
結果が出るまで胃が痛い日々が続きます。
一種の職業病ですね(笑)
受験勉強における勉強は教科書の知識が基本ですが、本来
人生のあらゆる場面において、直面した人に応じて様々な知識が
求められます。例えば、仕事に関わる基本的な知識は言うまでも
なく、仕事相手とのコミュニケーション能力や協調性、問題が
生じた時の思考力、判断力や表現力なども、そういった「知識」
の一部だと言えます。言葉としての知識を持っていたとしても、
実際に誰に、何を、どのように使うのかによって、結果は大きく
違ってきます。そして、その試行錯誤によって得た経験値を積み
上げて、自分なりの「生きた知識」に変えていくのです。
テストではミスは即減点ですが、人生においてのミスはすべて
経験値になります。もちろん、失敗が許されない場面もあるでしょう
が、基本は「失敗は成功の母」なのです。
何事も「知ること」が基本。知らなければ、行動することも
できません。そして、料理と同じように、レシピを知っているだけで
料理は完成しません。レシピという知識を使って、作って初めて
料理は出来上がるのです。興味のあるなしに関わらず、どんな知識も
貪欲に知ることが、知ろうとすることが、人生が豊かになる第一歩
かもしれません。(中島)