今日も大学入学共通テスト追試験が行われており、
受験シーズン真っ只中です。私立大学の一般入試も
始まり、国公立大学二次試験まで、受験生にとっては
最後の戦いが始まります。受験生が全員志望校の合格を
掴み取ることを祈っています。
受験生に限らず、小・中・高校生も含めて、最近の
生徒を指導していて思うところがあります。
まず、「メンタルが弱い」ということです。
一度学習して、望むような成績が取れないと学習から
逃げたり、義務的にこなすだけになったり、安易に
志望校を下げたりします。「ダメかもしれない」と
いう恐怖心に負けるのです。
かく言う私も、センター試験で自己最低点を取って
しまい、志望校のランクを下げ、「行きたい大学」ではなく、
「行ける大学」を選びました。
(まぁ、その大学もE判定でしたが・・・💦)
完全に逃げの姿勢になっていて、滑り止めの私立大学にも
落ちる始末。諦めていたので、急遽変更した志望校(国立大学)
の赤本も買わず、今までやった教科書や問題集、授業で解いた
二次レベルの問題をひたすら復習するだけで受験しました。
センター試験前よりも、ひたすら基本の反復ばかりしました。
結果・・・なぜか合格出来ました。
その時感じたのは「基本を学習し続けることの大切さ」でした。
本番で実力を発揮するためには、長い時間かけて力を蓄え続け
なければ望む結果は得られないのです。そもそも、成績を上げる
のには時間がかかるものなのです。教科書丸暗記すれば、中学校
レベルなら、一時的にテストで得点は上げられますが、本当に
そのテストだけです。入試では役に立ちません。
人は辛いことや苦しい状況から、早く楽になりたいと思うもの。
逃げたい気持ちも仕方ないかもしれません。ですが、「行ける大学」
を選んで合格した私はこの後苦しむなんて思っていませんでした。
あれ!?続き物にするつもりはなかったのですが、長くなりそうなので
続きは次回にしたいと思います。 (中島)