昨日,国公立大学前期二次試験が行われました。私たちの生徒たちも受験に臨みました。私たちはもう合格を祈ることしかできませんが,皆が将来なりたい自分になるために,なりたい職業に就くために大学を選び,本当に最後の最後まで懸命に努力していた姿を見てきました。絶対に大丈夫,皆が笑顔で「合格しました」という報告をしてくれることを信じています。(岡田)
月: 2022年2月
何のために・・・
大学受験もそろそろ後半戦。
みんな一生懸命勉強して、ラストスパートをかけている。
どの子も「合格」を勝ち取って欲しい。
心からそう思う。
しかし、大学合格というのは確かに一つの大きな目標であるが、
そこがゴールではない。
大事なのは、「大学にいること」ではなく、「大学で何をするか」、
もっと言えば「何のために大学に行くのか」である。
例えば、同じ職業を目指す、同じ大学の人間がいて、
同じ行動をとったとしても、二人ともその職業に就ける保証はない。
個人の資質もさることながら、置かれている状況がまるで違う。
だから、自分や目指す職業の状況を観察(把握)し、それに基づいて方向づけをする。
そして、具体的な方針を策定して、実際に行動に移す。
こういったサイクルが重要になる。様々な問題に直面した場合にも有効である。
「PDCAサイクル」に変わる手法として話題の、いわゆる「OODAサイクル」である。
ちなみに、OODAとは、Observe (観察)、Orient (状況判断、方向づけ)、Decide (意思決定)、Act (行動) の頭文字
を取ったもので、これは目標を達成するための要素を 4 つの段階に分け、成功に導く手法である。
何にせよ、全ては自分に必要なこと(情報)を「知る」ことから全ては始まる。
状況が変わるのをただ「待つ」のではなく、情報を活用して目的地までの自分の道を歩いていく。
まぁ、簡単に言えば、「よく学び、よく遊び、よく動け」かな。
知識は持っているだけでなく、使って初めて真価を発揮するものだしね。(中島)
定期テスト期間突入
2月も半ばを迎え、今年度最後の定期テストが近づいてきましたね。
早いところではもうテスト発表している所もありますね。
今年度最後のテスト是非結果を出したいものですね。
学年末テストは2学期末からの期間が長く範囲が広いことが一般的です。
テスト期間だけの勉強で終わらせるには結構難しくなることがあります。
日ごろの偏りない勉強が一番試されると言ってもいでしょう。
範囲が大きくなると出てくるのはワークだけとか教科書だけとかの学習になることです。
定期テストは範囲内のすべてのことが試されます。偏った勉強では高得点は望めません。
範囲内をまんべんなく取り組むことを忘れないようにしましょう。
時折ワークを自力だけで解こうとする生徒を見受けます。
自力で解ける分はいいのですが、出来ない部分は解答を見てもいいんですよ。
ただ解答を写すだけでは意味がありませんね。解き方や考え方をしっかり見て真似てくださいね。
またワークを終わらせても終わりではありません。見直しやり直しは忘れずにしましょう。
1回で身につけられることなんてそんなにはありませんよ。
学年最後の試験です。精一杯がんばって次の学年につなげていきましょう。
(牧野)
努力はうそをつく。
「努力はうそをつく。でも無駄にならない。努力の正解を見つけることが大切。」
~羽生結弦~
昨日は北京冬季五輪の開会式が行われました。今回の冬季五輪で,男子フィギュアスケートの羽生結弦選手は,
94年振りの男子シングルス五輪3連覇に挑みます。そんな彼の言葉を引用しました。
一見厳しい言葉にも思えますが,私は非常にやさしい言葉なのではないかと思います。彼は努力のベクトルのことを話しているのではないかなと思います。例えば今私が,「私はジャニーズに入りたいから,歌とダンスを頑張る!」と努力を始めても,まあ無駄な努力に終わります。ただ,もし本当に努力するなら(しませんが)もしかしたら何かの役に立つかもしれませんし,やって無駄だと分かったということはプラスになるでしょう。
皆さんの中にも,「どうせ努力しても勉強出来ないし」「頑張ったところで〇〇高校には行けないし」などと
思ってあきらめている人はいないでしょうか。皆さんの行っていることは,正しい努力なんでしょうか,努力の方向が間違っていないでしょうか。それをきちんと見極めているでしょうか。自分では気づけないことは周りに相談して
その努力が正しいかどうかをもう一度考えてみてください。もし,私たちに相談してくれるなら本当に大歓迎です。
勉強のことで少しでも皆さんの役に立てるなら本当にうれしいことです。