私は中・高の社会科科目を教えており,暗記科目を「中々覚えられない」「どう勉強すればよいですか」という質問をよく受けます。「なにか良い覚え方」は私はないと思っています。単純に反復と確認だけです。
英単語は読みながら書く,歴史の用語はイメージを持つために歴史漫画を読んである程度の概要を学ぶなどはあるのですが,精度を上げるのは地道に書いて反復することと,覚えているかの確認が一番重要です。
私は学生時代社会科科目は日本史を履修していたのですが,テスト勉強ではまず範囲のノートを確認してから(どの語句を色ペンで書いているか,先生がどこを重要だとしているか),教科書にチェックペン(緑色の下敷きをあてるとラインを引いた語句が消えるようになるペンです)で用語にラインを引き,範囲全体をまず通して答えられるかを確認していました。これは自分が覚えているものと,覚えていないものを分けるためです。覚えているものを何度も練習するのは無駄になります。覚えていないものだけ何度も書いて覚え直せばよいわけです。まず,自分が出来ているもの出来ていないものの区別がついていない人が多いのではないでしょうか。
出来ていないものが分かればそれを覚えるまで反復して書き,覚えられるまでやるだけです。覚えていないものがなくなったと思えば,最後にもう一度範囲全てをやります。一番初めにやったことを最後にもう一度やるのです。それで全部できていたら終了。出来ていなければ出来るまでやるだけです。漢字や英単語も本質は同じだと思います。
ただ闇雲にやるだけでは,「やっているのに中々覚えられない・できない」ということに陥りがちです。自分が出来ないものを把握するだけでもだいぶ違います。また,勉強したことをきちんと答えられるかどうかの確認をおろそかにしているケースも多い気がします。もし勉強が上手くいっていないという人がいるなら是非試してみてくださいね。(岡田)
