知ること。

 人は誰しも楽をしたいと思うから、さしたる努力もせずに

たどり着ける行き先を、候補としてついつい選んでしまう。

楽をしようとすることは、必ずしも悪いことではないが、

その求めるものをよく知らずに選択してしまうと、必ずと

言って良いほど、後悔してしまう。

 進学先や就職先を決める時は言うまでもなく、休暇の旅行

の目的地や友人へのプレゼントを選ぶ際も、その目的地や友人

のことを何も知らずに、先入観や想像だけで選んでしまうと

望ましい結果が得られないことも多い。

 何に関しても、後悔しないために大事なことの1つは「知る

こと」ではないかと思う。情報を知った上での結果と知らないで

得た結果では、同じ上手く行かない結果であったとしても後悔

の度合いがまるで違う。

 得意、不得意はあれど、「知る」機会は基本的に平等である。

どんな職業や学校を目指そうが、知ろうとすることから全ては

始まる。上手く行かない可能性ややらない言い訳を考えるより、

よっぽど建設的だし、成功する可能性が高まる。(中島)

基本とは

 何事にも基本があり、基本を無視して上手く行くことは何もありません。受験や勉強においても、基本というものが確かにあります。
 例えば、算数の計算にも基本的なルールがありそれに則って進めていきます。ルールを無視しても正しい答えにはたどり着けません。上手に考える方法や、手順を省略できる方法は確かに存在しますが、それもあくまでも基本のルールに則って考えられるものなのです。
 勉強をしていると楽の出来ることだけに注目しがちで、本質的なものの理解がないままに、ただ解くだけになることがあります。確かにその問題は解けるかもしれませんが、少し内容が変わったとたんに出来なくなるなんてことはよくあることですよね。それは基本を理解せずにただやっていることに他なりません。
 試験問題は同じ問題はまずありません。でも、同じように考えていけば解ける問題がほとんどです。難しく感じるときには何かが抜けている証拠なのです。
 入試が近づくと過去問の練習に気持ちを奪われがちです。詰まった時や間違えた時には、何に詰まったのか何を間違えたのかを、正しく洗いなおしましょう。抜けていることを補完できれば、合格に一歩近づけます。
 
 問題を解くときの一番の基本は、問題をよく読むこと、何が聞かれているか、何を答えるのかをはっきりとさせることです。受験前に今一度基本とは何なのか皆をしてみるのはいかがでしょうか。

(牧野)

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選択するということ

 現在,私立大学・高校の入試が行われています。私たちの塾に来てくれている生徒も日々目標に向かって頑張っています。
 共通テストが終了し次は二次試験ですが,想定した通りに志望校を受ける人ばかりではないと思います。私自身はセンター試験をかなり失敗し,私立にかけるしかない状態だったので,ある意味開き直れましたが,微妙な状態におかれている人はかなり迷うことでしょう。「少し足りなくても勝負する」,「安全を取って受験校を変更する」特に大学は自分の将来に直結する選択になるので,とても悩むはずです。ただ,大事なことは「自分で選択する」ということだと思います。誰かの意見に盲目的に従うという行為は,後に絶対に後悔につながります。人の意見を聞くことは悪いことではないですが,選択自体は自分で行うことが大事です。大学に限らず,今後人生の中で選択を迫られることは確実にやってきます。「自分がどうしたいか」をしっかり考えて,大事な選択を行ってください。
(岡田)

共通テスト1日目

 受験シーズンが本格化してきました。大学入学共通テストも1日目です。受験生は精一杯頑張っているでしょうか。受験は積み重ねです。日々の頑張りが試験に活きてきます。焦らず試験に向かいましょう。明日もありますので精一杯頑張って行きましょう。
 ベストを尽くすには、体調を整えておくことが必要です。元気でなければ力は出ません。また、気持ちも高く持っておくことも必要です。弱気な状態では正しく問題をとらえることが難しいことになります。
 大胆にかつ繊細に問題に向かいましょう。今までやって来たことを。精一杯出すだけのことです。油断や慢心は失敗のもととなります。最後の試験が終わるまで気を抜かず全力でやっていきましょう。

 いつも通り以上のことを期待する必要はありません。いつも通りでいいんです。いつも通りのことが出来ていれば納得する結果は得られます。さあ頑張っていきましょう。(牧野)

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明けましておめでとうございます。

 新年明けましておめでとうございます。

 例年のようにゆったりとした年明けだなぁと思っていた

矢先、能登半島地震が起こってしまいました。

まずは亡くなられた方のご冥福と被害に遭われました方々への

お見舞いを申し上げると共に、1日も早い回復と復興を心より

祈念いたします。

 こういった災害が起こるまで、毎日享受している安心や平和

がどれほど貴重で尊いものなのか、人は気づきません。

自分の身の周りに在って当然のものなのだと勘違いしてしまって

いるのです。自分以外の誰かの不断の努力によって手に入って

いることを忘れてしまうのです。

 自分も含めて、いつも大切なものは失ってから気づくものです。

当たり前すぎて感謝すらできていません。「自分にとって大事な

ものは何なのか」と自分と対話するのも必要かもしれません。

そして、それを守るために自分にできることを精一杯していくと

いうのは、将来の夢、家族、友人、仕事、案外何事にも通じる

ことなのかもしれません。

 周囲への感謝の気持ちを忘れずに、目標に向かって努力し、

今年の干支である「辰」のように上昇や飛躍が出来る1年にしたい

ですね。

 今年も総合学習塾SHOOTをよろしくお願いいたします。(中島)

冬休み

 昨日が終業式という学校が多かったようで,冬休みに入ったところが多いようです。冬休みはクリスマス,お正月と楽しみなイベントが多くあります。学生にとってはとても楽しみな時期になりますね。
 ただ,それどころではないという受験生も多くいると思います。出来ないことに焦り,得点が伸びないことに自暴自棄になることもあるかもしれませんが,そういう時こそ基本を大事にし,やってきたことを振り返ってみてください。間違っていること,得点が伸びないことの原因はそこにあるかもしれません。人間は自分の足元を見失いがちです。出来ないことが出来るようになることと,出来たことが出来なくなっていないか確認することは同じぐらい大事なことです。お正月の期間はそういった自分を見つめなおす勉強もしてみてください。(岡田)

年末ですね

2学期ももう少し。受験生は最後の追い込みの時期です。体調には十分気を付けて頑張っていきましょう。
 今年もあと2週間余りになりましたね。皆さんは何かやり残していることはありますか?年始に決めたことは出来ていますか?残りの期間が少なくなると、どうしてもできない事ばかりに目が行きがちですね。出来なかったことは少しでも出来るように前向きに進めていきたいものですね。今年のうちに出来ることは今年のうちにやってしまいたいものですよね。
 また今年達成したことはありますか?成功体験は次の活力につながります。どんな小さなことも大切にしましょう。
 もうすぐ2023年も終わり、新しい年を迎えます。来年はさらに良い年にしたいものですね。そのためにも今やれることは、今やり上げて次につなげるようにしていきましょう。

(牧野)

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学習指導要領と学校現場②

 前回は、2020年度から新しい「学習指導要領」になり、コロナ禍も相まって、

学校教育の現場で様々な影響を受けているという話をしました。

 では、実際の学校の授業はどう変化したのでしょうか。一番分かりやすいのが、

「教科書の大きさ・厚さ」です。教科書に盛り込まれた内容が多岐に渡ったり、

高校で習っていたことが中学校に下りてきたりと勉強することが一気に増えました。

 しかし、学校の授業時間は変わらず、と言うより、コロナ禍で逆に減ってしまい

ました。また、新しい授業方法のリモート授業も導入されました。限られた時間と

方法の中で、教える側の教師には授業に今まで以上の内容と質を求められています。

いろいろと考え研鑽されていますが、学校と言うより、やはり教師自身の能力に

左右されているのが実情のようです。私自身も参考になるプリントを作成される

先生方もおられるのですが、授業時間が足りないから、単元を飛ばしたり、

問題の解答を配布して終わったりする先生も…。そして、黒板を写せばよかった

以前とは違って、学習すべき量が増えた中でノートテイクが減り、教師のセンス

任せのプリント学習やアクティビティが増え、学ぶ生徒側も今まで以上の理解力

が求められています。授業が終わっても、何が重要だったか分からないままなこと

もしばしば…。文部科学省は「主体的・対話的・深い学び」を求めていますが、

それが等しく享受出来ているかは疑問が残ります。

 だからこそ、生徒側の「学ぶ意思」が大切だと思うのです。生徒自身が望む将来

のために、ただの知識の暗記ではなく、それがどんな物で、どのように使えるのか

を生徒が知り、目的のために実際に使えるようになることが生徒の助けになるのです。

それこそが、自分を育む「生きる力」なのです。(中島)

練習するということ

 あるミュージシャンが,「個人練習というのは自分が出来なくなっていることがないか,出なくなっている音がないかを確かめるもので,毎日リハーサルや演奏会があるから楽器は触るものだし,個人練習はほとんどしない。」と言っているのを聞きました。当然その域まで行くためにミュージシャンは相当の練習をしているので,これは完成された実力を持っている人の話ではあるのですが,その人はこうも続けていました。「実際に何回か楽器を触って,自分が出来ていること,出ない音がないことを確認したら安心する。」
 この話を聞いて単純に「一流のプロは違うなあ。」と思うのですが,それと同時に思うことは,「確認すること」の大事さです。勉強でも同じなのですが,「練習して新しいことができるようになる」「わからない問題が解けるようになる」もちろんどちらもとても大事なことなのですが,そのことばかりに気を取られてはいないでしょうか。それと同じぐらい「出来ていたことが出来なくなっていないか確かめる」ということは大事なはずです。大学入学共通テストが迫っている中,出来ないことにとらわれすぎていないでしょうか。自分の足元を見直すことはとても大事なことです。もし成績が伸び悩んでいるということがあるのなら,それを試してみてはどうでしょうか。(岡田)

星に願いを

 冬は基本的には、空気が澄んでいて星を見るにはいい季節なのですが、今年は気候が不順で、何かもやがかかったった空になることが多くあり、いい星空だなと思う機会が少なく残念に感じることが多いです。今年も、しし座流星群の話題が出たので、19日の深夜に夜空を見れば最近にしては星がきれいに映り、流れ星も何個か見ることが出来ました。皆さんは流れ星ご覧になりましたか?
 流れ星と言えば願い事ですね。流れ星の流れているうちに願い事を言うのはなかなか難しく、今まで一度も出来た経験はありませんが、流れ星を見るたびに願い事をしてしまいます。
 受験生の願い事は志望校の合格ですよね。大学受験共通テストや入試がどんどんと近づいてきていますし、緊張がより高まっていく頃ですね。緊張するのは頑張っている証拠です。何も緊張しない方がおかしい位です。程よい緊張感は良い結果を生みます。ただ何も手につかないほどの緊張をしてしまっては元も子もないですよね。
 良い緊張感を得るには、普段からの積み重ねが大切です。普段から時間に対する緊張を持っておくことや、人のいる環境の中で緊張を感じること、そしてその緊張の中でも普段の行動がとれるようにすることが大切です。言ってしまえば慣れも必要なのです。
 いつもの自分でいられることが良いパフォーマンスをする第一歩です。星を見て一息つけるぐらいの心の余裕は持っておきましょうね。流れ星が見えたら、上手く行くことを願いましょう。きっと上手く行きますよ。

(牧野)

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