ノートをとること ②

 いよいよ、今年も暑い夏の、熱い夏期指導が始まりましたヾ(*´∀`*)ノ

みんないい顔で頑張っていますね!

折角の長期休暇なので、一人一人が目標を達成し、何かを掴み取ってほしいものです。

 

 さて、先日のブログで、「ノートをとること」について、

ノートというのは、

➀ 学んだ内容を整理し、まとめて、忘れないようにしなければいけない。

➁ 教科書の問題(例題・問)の解法手順を知り、自分1人で解けるようにならなければいけない。

➂ ➀や➁を学習する中で新たに気づいたことや分かったことなどをまとめて、テスト前に見直せる

  ようにしておく必要がある。

➀~➂の役割を担っているのだと話をしました。

 
 では、ノートの取り方について話していきたいと思います。

 まず大前提として、ノートをとることは必ずしも黒板を丸写しすることではないということです。

学校の授業中に板書を写すことに必死になるあまり、授業内容や先生の説明を聞いておらず、

ほとんど授業の記憶がないということもよく聞きます。そもそも、ノートは授業内容を理解する

ためのものであり、書くという作業に夢中で内容は二の次というのは本末転倒なのです。

だから、ノートを後で見返したときに、授業のポイントはもちろん、自分が分からなかった点や

間違いやすい点などが分かるようにまとめ方を工夫する必要があります。

 具体的にはどんな工夫が必要なのでしょうか。
 
 ノートを取るときには、自分が後で見返して理解できるかを元に、書く内容を取捨選択して、

時間を節約しなければなりません。見やすいように、図や記号を使ったり、色ペンや蛍光マーカー

で色分けしたりすることも効果的です。ただし、しっかりとした自分なりのルールもなく4色以上

使うと、逆に見にくくなりますので注意が必要です。

 また、見やすいノートのためには綺麗なノートであることに越したことはないのですが、それは

あくまでも、自分が後で見て分かりやすいかという視点に基づくレベルであればよく、まるで芸術作品

のような他人のための美しさは必要ありません。授業中に必要以上にノートを綺麗に書こうとすると、

時間のロスになりますし、授業内容の理解の妨げにもなります。

 他にもノートの取り方のバリエーションはたくさんありますし、多くの研究がなされるほど奥深い

ものだと思います。ですから、一番大切なのは、自分にとって見やすいノートの取り方を見つけること

なのです。

 あっ、言い忘れましたが、中学生でやってる人が多いですが、授業ノートとまとめ用のノートを

分けたり、他教科を1つのノートにまとめたりするのは、内容理解という点で効率が悪いのでおススメ

しませんよ~( ^)o(^ )  (中島)


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